スピーカーの紹介 (その4) TANNOY ⅢLZ(111LZ)in Cabinet の紹介

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  • Опубликовано: 15 фев 2024
  • ■TANNOY社の ⅢLZ in (オリジナル) Cabinet の紹介動画です。
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    3LZ in Cabinet は、密封型の同軸2ウェイスピーカーです。
    ・ユニット:3LZ(250mm口径ウーファー+ホーンツイター)
    ・クロスオーバー: 1.2KHz(GOLD)、1.8KHz(RED)
    ・インピーダンス: 8Ω(GOLD)、16Ω(RED)
    ・最大入力 :15W(GOLD)、10W(RED)
    ・外形寸法: 幅380x高さ580x奥行240mm
    ・重量:約13kg
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    日立HS-500やPOINEERのCS-10が世に出る前の1960年代、家庭用の一体型ステレオセット、そしてセパレート型ステレオセットが製品化されました。そのころ、クラシック音楽愛好家の方々が好んで使われていたのが、TANNOY-ⅢLZのモニター・レッドだったと思います。
    TANNOY社製のオリジナルキャビネット入りのⅢLZは高価だったため、多くの愛好家の方が国産エンクロージャーに3LZのユニットを入れて楽しまれていたそうです。
    ただ、オリジナル箱入りのものは、箱鳴りをうまく生かした音造りがされているため、国産箱のものでは本当のTANNOYの音が楽しめない、などという方もみえました。
    ⅢLZは、体にズシンとくるような重低音は全く出ませんし、高域だって、そんなに上の方まで伸びていませんので、大音量でオーディオ的に楽しむという方には向かないかもしれませんが、普通の音量で鳴らすかぎり、心地よい再生音を楽しめる良いスピーカーだと思います。
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    ⅢLZを販売店(名古屋オーディオ)で10セットほど用意してもらい、音を比べてみたら全部違う音がした・・・と言われる方がみえました。おそらく鳴らされてこなかったⅢLZを集めて、エージングせずにむりやり鳴らした結果、そう聴こえたのだと思います。
    ⅢLZはフレーム形状が製造年により、かなり変更されているので、耳の良い方は、そういった違いを正確に聴き分けられるのかもしれませんけど。
    自分は、これまで極端に音色の違うⅢLZに出合ったことはありません。日本ではⅢLZ(in cabinet)の名称で売られたHPD295入りの Chevening にしても、音色は明らかにTANNOY一族のものだと感じました。
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    組み合わせるアンプは、当時「黄金の組合せ」と呼ばれた、SQ38Fだけでなく、トランジスタ式のラックスSQ507Xでも、心地よい音が出ると感じますが、管球アンプ独特の、「低域が下のほうに、ゆったりと伸びる」感じが、低域が出ない3LZに良い方向に作用すると思うので、今後は手持ちの他の管球アンプを組み合わせて鳴らしてみようと思っています。
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    BGMは、フリーBGMピアノ”ピアノソロ-日の陰り”です。

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